自分が薔薇なら、薔薇として咲けばいい
〜嫉妬は「矢印を自分に戻すサイン」〜
こんにちは。心理カウンセラーの星奈美月です。
人はつい、自分を他人と比べてしまいます。
「どうして私は、あの人みたいにできないんだろう」
「もっと華やかで、目立つ存在になれたらよかったのに…」
でもある日、ふと思ったんです。
「自分が薔薇なら、薔薇として咲けばいい」
向日葵になろうとしなくてもいい。
桜のように散らなくてもいい。
私たちは、それぞれ違う“花”なんだから。
相手は、人のことなんて気にせず、ただ咲いている
他人と比べて落ち込んでしまうときって、たいてい「私はあの人みたいにできていない」って思っているときです。
でも、よく考えてみてください。
あなたが羨ましいと感じている“あの人”って、たぶん他人のことを気にせず、自分の花を咲かせている人じゃないですか?
つまり、その人は**「自分のままで生きること」を選んでる**んです。
そしてその姿が、あなたの心のどこかに響いているから、少し苦しくなる。
でもそれって、あなたの中にも「そう生きたい」って気持ちがあるからなんですよね。
嫉妬は、心の矢印が「自分に戻りたい」と叫んでいるサイン。

嫉妬って、恥ずかしい感情だと思われがちだけど、
実はすごく大切なメッセージなんです。
それは、「あなたも本当は咲きたい」と願ってる証。
「こんな風になれたらいいな」
「なんで私にはできないんだろう」
――そう思う気持ちは、自分の中の眠っていた“才能の種”がムズムズしてる証拠。
だからこそ、嫉妬を感じたら、自分を責める代わりに、
矢印を自分に向けて、心の声をちゃんと聞いてあげてくださいね。