こんにちは。
愛と光にあふれる人生に導くカウンセラーの星奈美月です。
「いくつになっても恋愛でしか楽しみがない」
「大人になっても、恋愛でしか満たされた気持ちがしない」
「幸福感を感じられない」
そんな人生をあなたは送っていませんか?
でも、それは本当に幸せな毎日ですか?
ちょっと苦しくないですか??
1人でも自分を幸せにできた方が、人生は幸福になっていきます。
人生は自分の手で、充実させていくことができます。
なので、自分で幸せになれることが、幸せに生きていくための必須条件とも言えます。
かくいう私も、それに気がついたのは恥ずかしながら40代になってからでした。
20代〜30代の頃は
「誰かといれば幸せになれる」
「好きな人といれば幸せになれる」
「素敵な彼氏がいて、後に結婚して安定した生活があれば幸せになれる」
「家族が居て平凡な生活でも、一緒にいられれば幸せになれる」
ずっとそう疑わずに信じ込んでいました。
これは、自分以外の誰か、何かによって幸せになれるという考え方です。
自分以外の人、自分以外の環境、自分以外の状態など、自分の周りを取り巻く何かによって幸せを感じられると思っていたのです。
でも、これは間違っていました。
自分自身がどんな状況でも幸せだと感じられるメンタルになり、常に幸せを自分1人でも感じられて、持続できる自分であること。
理想の素敵な彼氏や旦那さんなど
誰かが隣にいるから幸せではなく、
自分だけでも心の幸せを感じらることが本当の幸せであるということを40代になってから、私はやっと知ることができました。
今の自分の幸せは、誰かがいるから幸せなのではなく、誰かがいてもいなくても幸せだと言える自分を、自分で作っていくこと。
これがとても大切だと思っています。
ですが、昔の私のように、これができない状態で恋愛をしてしまうと・・・
・相手に依存してしまう
・相手に何かをして欲しいと求めてしまう
・相手に幸せにして欲しいとばかり考えてしまう
・常に足りない、くれくれと求め続けてしまう
そういう恋愛になってしまいます。
これは、男性でも女性でもどちらでも言えることです。
そして、相手も自分も、どちらもただ苦しいだけの恋愛になってしまいます。
特に20代の頃の私は、仕事と家の往復の、毎日特に大きく変わり映えのしない平凡な毎日を過ごしていました。
そこに、好きな人がいるという、恋愛の大きな刺激が入ると、平凡な何もない毎日に、いきなり好きな人というオアシスができて、自分の人生がガラッと変わって、自分の人生に光が差したような喜びを感じられました。
そして、好きな人のことを考えてはドキドキワクワクしたり、相手の愛を感じては幸せな気持ちになったり。
恋ってなんて素晴らしいんだろう!
今自分は、宇宙で1番幸せなんじゃないか?
と感じるくらい浮かれたりもしました。
もちろん、恋をすることはこうして幸せな気持ちになれたり、とっても素晴らしいことですし、人生の活力にも潤いにもなるので、とても良いことだと思います。
ですが、恋をすることだけに自分の幸せを求めてしまうと、それはとても危険なことなのです。
相手に会っている時、うまく行っている時にはすごく幸せですが、もしそれがなんらかの要因で急にうまくいかなくなったら・・・・
相手から未読スルーや既読スルーなどされたり、会えなくなったり・・・
そうなると
相手に会っていた時の幸せな満たされる感覚の状態を求めて、取り戻したい、続いて欲しいと強く願うからこそ
相手にもっと好かれたい
もっと振り向いて欲しい
ずっとそばにいて欲しい!
どうしたらもっと喜んでもらえるのだろうか?
と心は中毒のように恋愛依存になってしまいます。
でも、それは相手と会っている時に幸福感・満足感を強く感じることで
「これだけが私の幸せなんだ」とある意味勘違いをさせられている状態でもあります。
私には、これ以上の幸せはない!と勝手に思い込んでいるだけなのです。
このように、恋愛にしか楽しみや幸せを感じられない状態というのは普段の生活に楽しいことや刺激がない、生活の中で幸せだな〜と感じらることが少ない状況と言えるでしょう。
ですので、昔の私のように幸せへの感度が低い状態で恋愛をすると、一気に幸せの刺激が強い恋愛という沼にハマってしまう傾向にあるのです。
平凡な生活と恋愛のある幸せな生活のギャップがあまりに激しい分、この幸せが永遠に続けばいいのに・・とよりハマりやすくなるのです。
結果、恋愛にしか楽しみが見つけられない心の状態の為、日常の中にある幸福感、日常の幸せへの感度が下がっていき、常に枯渇感があり苦しみます。
窓を開けて気持ちいいな〜と感じてみたり
コーヒーを飲んで美味しいな〜と感じてみたり
このように、日常の中にある小さな幸せを味わうという感度が極端に下がっている状態にあります。
ですので、恋愛に比べて全ての幸せが小さくて、満たされないものと感じてしまうことは、
自分で自分を幸せにしていく状態とは程遠い状態にある
ということをまずは知ることが大切です。
でも、だからと言って、もちろん私は恋愛を否定するつもりはありません。
恋愛は素晴らしいものだと今でも心から思っています。
ですが、恋愛中毒になってしまうと盲目になってしまい、他の幸せへの感度が極端に下がってしまうので、それはとても勿体無いことであると知って欲しいだけです。
ですので、人生の幸せを誰かとの時間や、誰かとの行為にだけ求めるのではなく、自分の人生の中で感じられる小さな幸せ、幸福に少しずつでも良いのでまずは目を向けてみましょう。
そしてその日常の幸せや感謝が、自分で自分を幸せにしていくことへと繋がっていきます。
これからは、恋愛依存ではない恋愛をもっと心から楽しんでいきませんか??