「主語」や「視座」を変えてみる

こんにちは、愛と光にあふれる人生に導くカウンセラーの星奈美月です。


主語を誰にするか。
それによって、ものの見え方や世界が変わってきます。



例えば、
自分の人生は自分が作っている。
その前提のもとで考えてみましょう。


「これがあるせいで、あれができない」
「あの人がああ言ったから、こんなことになっている」
「◯歳だから、もう◯◯するのは無理だ」


これらは全て自分が主語ではない状態で、被害者意識の状態です。


もちろん、ダメなことに対してはきちんと「NO!」という行動は必要です。
ですが、その根底にある考えに、「あの人のせいで」「この出来事のせいで」
という視点がある場合には、先にそれを外しておきましょう。


主語を「私」にして、「私は◯◯する」と能動的に置き換えてみてください。
「自分」という主語を、被害者として受動的に使うのは意識してやめてみましょう。



「◯◯のせいで」という意識化では、相手や外側に創造権を常に渡してしまう状態になります。


かくいう私も、最近起きた出来事を、被害者意識で捉えている自分に気がつきました。
そうすると結局、うまくいかない理由を探す癖は、罪悪感や被害者意識になります。


けれど、全く同じ状況下においても、別の視点を持つことで結果うまくいっている人もいます。

そう考えると、視点や視座を変えることがいかに大切かがわかってきます。
一度、今の目線の高さや、今いる場所ではない位置から物事を見るようにしてみる。
すると、入ってくる情報が変わり、世界の見え方がガラッと変わって、発見できるものが変わってきます。



では逆に、これをビジネスに置き換えたらどうでしょう?
「なんだか、うまくいかない」
「発信頑張っているのに、反応も申し込みもない」



このような時には、逆に主語がズレています。



自分が売りたいもの(主語が私)と、お客様が買いたいもの(主語は相手)が合っていない状態なのです。



私が提供したいものが、相手が欲している商品と噛み合っていない。
だから、売れない。


この場合、うまくいかない時には、自分視点からお客様視点に変えてあげることが必要となるので、主語を「自分」から「相手」に変えることが大切です。



このように、主語をその時々で変えてあげることで、見えてくるもの、発見できるもの、物の見え方や感じ方が変わってきます。



ずっと悩み続ける人は、主語や視座を変えずにずっと同じ場所からものを見ていることが多いものです。



なので、どの場面においても、どこに意識を合わせるのかが大切になります。
それによって、見える世界も大きく変えられますよ。

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