愛と光にあふれる人生に導く
カウンセラーの星奈美月です。
今日は、ツインレイと愛着障害という
愛の深いテーマについてお話ししようと思います。
ツインレイの愛着スタイルとサイレント期間の意味は?
「ツインレイ」とは、
スピリチュアルな考え方で
使われる言葉で、
宇宙や神秘的な世界で、一つの魂が
二つに分かれて生まれたとされる
特別な存在です。
ツインレイはお互いを理解し合い、
精神的なレベルでつながっています。
そして、
ツインレイ同士は出会うと、
魂の成長や学びのために
重要な役割を果たすと
されています。
この、関係性には
「サイレント期間」という期間が存在します。
これは、
ツインレイ同士の関係で起こる、
一時的な距離や連絡の途絶期間を指します。
この期間では、
二人の関係がほぼ強制的に
物理的に離れたり、連絡が取れなく
なったりしますが、
それでも二人の関係は精神的な
絆として続いています。
また、サイレント期間は、
ツインレイ同士が個々の成長や
学びを経験するために必要な
時期(プロセス)とされていて、
互いに距離を置くことで個々が成長を遂げた後、
再び結びつくことがあるとされています。
一方、愛着障害とは、幼少期に
適切な愛着関係が形成されなかったり、
トラウマ的な経験があったりすることで生じる心の問題です。
正常な愛着が形成されない
ことによって、
個人の感情や行動に影響を与える障害です。
その症状には、
信頼性や安全性に対する不安、
過度な依存や拒絶の恐れ、
感情の不安定さ、
自己イメージの問題などがあります。
サイレント期間の二人の関係性は愛着障害の関係性と類似している
では、このツインレイにおける
「サイレント期間」と愛着障害の関係性
とは一体どのようなものなのでしょうか?
サイレント期間の2人の関係においては、
ランナーとチェイサーという
概念が存在します。
ランナーとは、一方が(主に男性に多いとされています ※逆もあります)
関係の深さや相手の強い愛に恐れを感じ、
一時的に関係から距離を置く(逃げる)傾向があります。
一方、チェイサーは、(女性に多いとされています ※逆もあります)
関係を維持したいという願望から、
ランナーを追いかける(依存する)傾向があります。
そして、このランナーとチェイサーの
関係性をよく見てみると
ここには愛着障害と深い関係性が
見られることがわかります。
なぜなら、
愛着障害の回避型と不安型
の特徴を見てみると、
回避型の人は親密さを避けがちで、
不安型の人は依存的な関係を
求める傾向があるからです。
その視点で改めて見てみると、
ツインレイの正体は
「チェイサー(追いかける側)=不安型」、
「ランナー(逃げる側)=回避型」の
愛着スタイルを持っている人たち
と言えるのではないでしょうか?
なので、
この関係性を当てはめて考えてみると
ツインレイのランナーとチェイサーの関係性は
愛着障害の回避型と不安型の関係性に
とても類似していると言えます。
そのことからも、
ツインレイの関係においては、
一方または両方のパートナーが
愛着障害を持っていると言えるのでは
ないでしょうか。
ツインレイに表れる愛着障害の影響とは?
では、実際に愛着障害が与える
ツインレイへの影響とははどのようなものなのでしょうか??
ツインレイ女性側は、自己価値感が低く、
他者からの承認や愛情を受けないと
自己価値を感じにくいことがあります。
そして、他者への過度な依存や求愛を
示すことがあります。
また、恒常的な不安や心配を抱えやすく、
これが過度の不安に繋がり共依存ともなりえます。
また、ツインレイ男性側は、
ツインレイ女性の愛情(依存)、
親密さや依存から逃げ出す傾向があり、
自己保護のために
感情的な距離を保とうとします。
そして、自己の感情を抑制し、
孤独感や孤立感を抱えることがあり、
これが回避依存となりえます。
この『共依存』と『回避依存』、
もしくは『恋愛依存』
の根源にはすべて『見捨てられ不安』
という恐怖が眠っているのです。
このことからも、
ツインレイ関係における
愛着スタイルとして、
このように「回避型」と「不安型」
の特徴が認識されています。
そして、これらの愛着スタイルが、
ツインレイ同士の関係に影響を
与えている可能性があります。
この不安の恐怖と向き合うこと、
安定型への変容、成長が
ツインレイ関係の最大なる目標に
あるとも言えます。
そして、互いにその愛着を安定型へと
変容できた時に
2人の関係性が安定したものへと
変化していきます。
愛着を安定型へと変化させていく相互関係
このことからも、
ツインレイとは、
不安型愛着と回避型愛着
を持った二人そのものです。
お互いにないもの(正反対の性質)
だからこそ惹かれ合い、
ぶつかり合い、そして悩まされて
しまうのです。
ツインレイ(不安型と回避型の二人)
の間で言われている成長後の「再会」とは、
「二人がすれ違いの状況から抜け出して
普通の安定した恋人になること」
を指しているとも言えます。
多くのツインレイの情報には
お互いが共に成長することで再会が早まり、
その再会を早めるためには、
・チェイサーは自己の成長や自立をすること。
・ランナーは他者とのつながりを避けることをやめ、
自分自身の課題ときちんと向き合うことが大切。
と示されていることがあります。
これをさらに紐解くと、それぞれの課題が
「不安型愛着」「回避型愛着」という
愛着スタイルから抜け出すことそのものなのです。
不安な気持ちが強く依存性がとても強い
チェイサー(不安型)は不安からの
執着より抜け出し自立すること。
恐怖心や問題から目を背けがちな
ランナー(回避型)は
本来向き合うべき課題と正面から向き合うこと。
それによって自然と愛着スタイルは
それぞれが安定型へと変化していきます。
愛着障害の克服から自己統合へ
ツインレイの関係性は魂の繋がりであり
現実には見えない絆の繋がりであるからこそ、
とても精神的に苦しく、答えが見えない
暗いトンネルのように思えます。
しかし、
もし自分が「不安型愛着」で
相手が「回避型愛着」なんだと
知ることができれば、
互いに相手の気持ちや状況を理解し、
お互いの関係性や関わり方について
きちんと話し合いをすることで、
それが結果的に再会を早めることにも繋がるでしょう。
ですので、ツインレイ同士がお互いを理解し合い、
関係を発展させるためには、
まずはご自分の愛着スタイルに関する
自己認識や適切なサポートが重要となってきます。
もし、
サイレント期間から抜け出す過程で、
心理カウンセリングや
セラピーを受けるなど、
サポートを得ることによって
自身の心が安定することができれば、
二人の再会が早まるかもしれない!
そのように感じられた方は、
是非一度お試しカウンセリングでまずは
現状のご自身の心に一度向き合ってみては
いかがでしょう?
カウンセリングを通して、
一緒に関係の課題や障壁を
乗り越えることで、
ご自分の統合を前向きに
進めていけるようになります。
そしてご自分の心が安定し、
自らの幸せに心が満ち足りた時
きっとその先にある、
あなたの大切なパートナーとの
素敵な統合が待っていることでしょう。